手ぬぐいの使い方 その二 「アイロン当て布」



ぬぐいは歴史を遡ると、奈良~平安時代には使われていたと云われています。当時は布が貴重だったため身分の高い者しか手にできませんでしたが、鎌倉時代以降から庶民にも少しずつ普及し、日本国内で綿花栽培が発展した江戸時代から、木綿の織物とともに生活用品として庶民に欠かせない物になりました。

当時は、ガーゼや包帯などの役割から、現代のタオルや台拭や雑巾やハンカチなどの役割も担い、そのほかには縁起物としての贈答品や配り物としても使われ、本来の汗や水の吸水の目的だけでなく様々な用途の広がりをみせていきました。

ここでは、「手ぬぐいの使い方」として、現代での使い方をイラスト入りでご紹介していきます。

その二は "アイロンの当て布" です!

アイロンがけをするとき、テカリや傷みを抑えるために使う当て布。薄手の木綿生地で出来ている手ぬぐいはアイロンをかけるときの当て布に最適です。白地や淡い色の手ぬぐいを使うと尚良し。

大切な衣類のテカリを抑える、 "アイロンの当て布" です(^^)